さ わ ら ぎ
沢良宜城
所在地 | 大阪府茨木市美沢町 |
形式 | 平城 |
主な城主 | 藤井三位 |
遺構 | なし |
指定・選定 | なし |
訪城年月日 | 2017年3月12日 |
満足度 | A B C D E |
登城難易度 | A B C D E |
室町幕府3代将軍足利義満(1368〜94)は子の義持に将軍職を譲って6年目にあたる応永6年(1399)、堺港へ進出してきた周防国の
大内義弘を攻めました。このとき、沢良宜城主藤井三位は義持将軍から「御馬廻り免状」をもらい家老職や郎党を従えて勇躍出陣しました。
「御馬廻り衆」とは、いわば室町幕府直参の旗本で「応永記」には、その数2千騎と記されています。当時の沢良宜勢は約3千坪の城を
中心に、勝尾寺衆徒の中でも相当な力をもっていたようです。
この城は、応仁の乱(1467〜77)の頃か、もう少し前の1400年代の早い時期になくなったと考えられています。城跡に隣接したこの
佐和良義神社(式内社)の境内は、南北に長くなっており、城の乗馬訓練のための馬場があったと言われています。
<現地案内板より>
沢良宜城