鷺山城
所在地 | 岐阜県岐阜市鷺山 |
形式 | 山城 |
主な城主 | 土岐頼芸・斎藤道三 |
遺構 | 曲輪・堀切・土塁 |
指定・選定 | なし |
訪城年月日 | @1983年4月 |
A2011年9月23日 | |
満足度 | A B C D E |
登城難易度 | A B C D E |
車での登城 | 不可 |
山頂付近に残る堀切
鷺山城
長良川北の東西200m・南北500mの独立丘である鷺山は、標高68mの小丘であるが平地にそびえて展望が良く、古来、城跡として目立ってきた。東山道が北の山ふもとを横切り、南に長良川を控えるこの要地は古く鎌倉時代に佐竹常陸介秀義が築城したと伝え、室町期には土岐一族が據り、その11代頼芸はここに住んだという。頼芸の重臣斎藤道三はしばしば頼芸の居館を訪ねたが、美濃国を制覇した道三は鷺山城に據り、金華山城を背にした子の義竜と長良川に戦って敗死したという。以後、鷺山は廃城となり、城主は岐阜や黒野に據ってきた。昭和59年鷺山桜の会を結成し、古墳以来、ゆかりのある鷺山に桜や楓を植樹し、鷺山の美しい自然とゆたかな歴史を地域では進んで守り育てようと協力している。
<現地案内板より(鷺山自治会連合会)>
道三塚
〜道三の遺体は崇福寺の西南(現メモリアルセンター内)に
埋葬されたが、塚は長良川の洪水で度々流された。その後、
天保8年(1837)にこの場所に移され、当碑が建てられた〜
城址近くにある道三塚(岐阜市道三町)
鷺山全貌
主郭南側にある曲輪跡
山頂にある主郭跡
登山口(ここに案内板がある)
鷺山山頂より岐阜城を望む