お さ ふ ね
長船城
所在地 | 岡山県瀬戸内市長船町 |
形式 | 平城 |
主な城主 | 長船氏 |
遺構 | 土塁 |
指定・選定 | なし |
訪城年月日 | 2022年1月30日 |
満足度 | A B C D E |
登城難易度 | A B C D E |
刀剣博物館前より城跡を望む
〜手前の畑地はかつての堀の跡といわれる〜
50mほど北にも土塁が残る
土塁上には説明板が立つ(建物は長船城之内工房)
備前長船刀剣博物館の南側に土塁(茂み)が残る
長船城
城の内築地(つんじ)と呼ばれているこの地は、南北朝代、太刀を鍛えた褒美として足利尊氏から、当時の名工兼光が賜ったと伝えられて
います。
一町(約100m)四方の壕をめぐらし、四方に櫓を建てた城に、代々鍛治が居住し、鍛刀したといわれています。文明15(1483)年、福岡
合戦のとき松田勢によってこの城のほか周辺の民家までがすべて焼き払われたことが『備前軍記』に記されています。
永年にわたって作刀の地であったことから、この辺りの田畑からカナクソと呼ばれる鉄滓が多く出土しました。
<現地案内板より>
土塁を側面より
土塁上(茂みの中)は墓地になっている
刀剣博物館
刀剣博物館内