小浜城
所在地 | 福井県小浜市城内 |
形式 | 平城 |
主な城主 | 京極高次・京極忠高・酒井忠勝 |
遺構 | 石垣 |
指定・選定 | 県指定史跡 |
訪城年月日 | 2001年5月6日 |
満足度 | A B C D E |
登城難易度 | A B C D E |
天守台上
〜かつてはここに三重の天守が建っていた〜
本丸南西隅にある天守台
関ヶ原合戦の戦功によって若狭の領主となった京極高次が慶長6年(1601)、北川、南川を天然の濠とし、小浜の海を背に難攻不落を誇る水城として築城を始めた。別名を雲浜城とも呼ばれる。寛永11年(1634)京極忠高が出雲に移封となり、酒井忠勝が武州・川越(埼玉県川越市)より若狭11万3500石の藩主となり、天守閣の造立に着手、寛永19年(1641)40余年の歳月をかけて小浜城は完成をみた。
以来、酒井家14代、237年間の居城となり、廃藩置県を迎える。
明治4年(1871)12月、大阪鎮台分営設置の改修中に本丸櫓より出火、城櫓の大部分を焼失して現在は本丸の石垣を残すのみとなった。
城地総面積 62,492u
本丸面積 10,347u
昭和31年3月12日、福井県史跡として指定を受け、城地に藩祖・酒井忠勝公を祀る小浜神社がある。
<現地案内板より>
小浜城
本丸北東隅にある毘沙門櫓跡
本丸南東隅にある蛛手(くもで)櫓跡
本丸西端にある西櫓跡
本丸跡に建つ小浜神社
〜藩祖・酒井忠勝を祀る〜
小天守台