き さ べ
か た の
私部城(交野城)
所在地 | 大阪府交野市私部 |
形式 | 平城 |
主な城主 | 安見右近 |
遺構 | 曲輪・堀 |
指定・選定 | 市指定史跡 |
訪城年月日 | 2021年4月1日 |
満足度 | A B C D E |
登城難易度 | A B C D E |
私部城は戦国時代に築かれた河内の武士・安見氏の居城です。当時は交野城の名で知られ、織田信長に味方して戦いました。
城は本郭・二郭のほか出郭などの曲輪群からなる連郭式の平城です。本郭は、東西約50メートル、南北約60メートルの方形で北側の半分
は一段高くなっています。西側の二郭は東西約50メートル、南北約100メートルの長方形で、北側は道路によって分断され、「天守」と古くから
呼ばれていました。東側の三郭は東西約30メートル、南北約60メートルですが、すでに宅地化されています。曲輪の周囲には堀が多くめぐら
されていました。田畑や池として現在もその一部が残っています。
大阪府内では遺構を地上に残す戦国時代の平城はきわめて少なく貴重な史跡です。
<現地(二郭跡)案内板より>
本郭跡
城跡遠望
〜中央が堀の跡で、左手に本郭、右手に二郭があった〜
私部城
本郭南側の道路沿いに建つ城址碑
本郭−二郭間の堀跡
本郭−二郭間の堀跡
二郭跡
本郭跡
本郭跡