うち

内城

 所在地  鹿児島県鹿児島市大竜町(大龍小学校)
 形式  平城
 主な城主  島津貴久・義久
 遺構  なし
 指定・選定  なし
 訪城年月日  2014年7月22日
 満足度  A B C D 
 登城難易度  A B C D 
INDEX

大龍小学校の校庭に建つ城址碑、遺構は全くない

内城

  内城は、天文19年(1550)、島津貴久によって築かれた。貴久はそれまで本拠としていた一宇治城(伊集院城)から内城に移ったが、城は城郭というよりも居館程度のものであったと考えられている。その後、孫の家久が慶長7年(1602)に鹿児島城を築いて移るまで、およそ50年、戦国大名島津氏の本拠となった。鹿児島築城後、内城跡には島津貴久と義久の菩提寺である大龍寺が建立された。寺は江戸時代を通じて存続し、明治に入ってから廃寺となった。現在、内城跡には大龍小学校が建ち、校内に城址碑が建つのみで、遺構は全くない。

 概説