お り
小里城
所在地 | 岐阜県瑞浪市稲津町小里 |
形式 | 山城 |
主な城主 | 小里光忠・光明 |
遺構 | 曲輪・石垣・堀切・井戸 |
指定・選定 | 県指定史跡 |
訪城年月日 | 2018年11月12日 |
満足度 | A B C D E |
登城難易度 | A B C D E |
車での登城 | 不可 |
御殿場跡
一の曲輪(本丸)直下の石垣
御殿場(山麓の城主居館)下の石垣
登城口
〜県道20号線沿い(南側)に登城口があり、
道路の反対側に駐車場がある〜
小里城
瑞浪市稲津町内には、中世から近世初頭にかけて当地を治めた領主「小里氏」の居城とされる城跡が3ケ所あり、小里古城跡、小里新城跡、小里城跡(小里城山城跡)と呼ばれています。
その中でも小里城跡は最も規模が大きく、また平坦面(曲輪)なども良好な状態で残っています。
この山城の築城時期については明らかでありませんが小里光忠が当地を所領した天文元年(1532)頃と言われ、織田信長と武田氏との攻防の最中であった天正2年(1574)にも工事(普請)が行われています。その後、元和9年(1623)に幕府の命により小里氏が断家となったため廃城となりました。
曲輪は、城山の北西山麓(御殿場跡)と山頂(本丸跡)に確認されており、「御殿場跡」は標高差25mで、大手門と呼ばれる門跡(石垣)が残っています。
また「本丸跡」は標高差約180mで、石垣のほか天守台あるいは升形と呼ばれる不等辺多角形を呈する石積みが確認されています。
<現地案内板より>
一の曲輪跡
登山道中にあった切通し
登山道中にある石門のような切通し
本丸跡に散乱する石材
〜天正2年に行われた改修工事が途中で中止され、
そのまま放置されている〜
帯曲輪跡
天守台内部
〜城山神社が鎮座する〜
天守台石垣
天守台
天守台
天守台
二の曲輪跡
山頂付近の岩石群
大手曲輪跡
登山道中から見える景色
山頂へ登る登山口
〜山頂までは徒歩約20分である〜
御殿場跡に残る井戸
御殿場の石碑と説明板
御殿場跡
大手門跡(上から)
御殿場の大手門跡
御殿場跡(山麓)に設置されている案内板