岩尾城

 所在地  兵庫県丹波市山南町和田
 形式  山城
 主な城主  和田斉頼・佐野栄有
 遺構  曲輪・石垣・土塁・堀切・井戸
 指定・選定  なし
 訪城年月日  2010年4月18日
 満足度  A  C D E
 登城難易度  A  C D E
 車での登城  不可
INDEX

     山麓にある親縁寺
〜和田氏時代の居館跡とされる〜

岩尾城のある蛇山遠望

城跡からの眺望

天守台背面にある物見台(最高所)

天守台

本丸下の段

付櫓台石垣

二の丸跡

西の丸跡

井戸を過ぎると道沿いに石垣が積まれている

下知殿丸曲輪

南曲輪

  校舎裏にある登山口
〜扉は自由に開閉できる〜

           丹波市立和田小学校
〜校舎裏に登山口があるため、いったん学校の敷地内に
入らなければならない〜

岩尾城

  岩尾城は、和田日向守斉頼が永正13年(1516)に築城したと伝えられています。その子、作右衛門師季が跡を継ぎましたが、明智光秀の丹波攻略によって天正7年(1579)に落城しました。その後、天正14年(1586)になって近江から佐野下総守栄有が入部して城郭を改修しました。しかし、豊臣秀吉の命によって廃城となり、慶長元年(1596)に破却されました。
  城跡は、蛇山の山頂部を中心に広がり、主郭部は天守台を持ち石垣で固められています。北側の曲輪は、土塁や堀切によって中世的な要素を持ち、南側の石垣が残る近代的な遺構と併存して機能していたことが特徴的です。

                                                                        <現地案内板より>

本丸上の段

天守石垣(上部)と本丸下の段石垣(下部)

二の丸石垣

西の丸石垣

西の丸の手前にある石垣

井戸

二の丸跡にある縄張図

 概説